今日は野鳥のお話です。
ブログをまだ始めていなかった頃のことですが、
今年の春、ズアオアトリが裏庭の小さなイチョウの木に、
クロウタドリが板塀の上のアイビーに巣をつくりました。
ズアオアトリの巣のほうはすぐに近寄れるところにあったので、
かえって近寄り難く、巣の写真を撮るのを控えましたが、
クロウタドリの巣は二階の窓からよく見えたので写真を撮りました。
巣の中の水色の卵が見えますか?
母親鳥が卵を温めているところ。
この写真を撮った翌朝、窓からそっと覗くと何と卵も母親もいないので、
おかしいなぁと思っていると…。卵の殻だけが庭に落ちていました。
あ~カラスの仕業だ~。この時期になるとカラスがいつも他の鳥の卵を狙うのです。
雄クロウタドリが勇敢に戦うのですが、この時はどうしてこうなったのかわかりません。
でも見つかりやすいところに巣を作っちゃったからね…。
ズアオアトリの方はある日突然、ピーピーと小さな鳴き声が聞こえたので、
あ~無事生まれたな~と分かりました。
それから親鳥は餌をせっせと運んできます。
おかしかったのが、母親鳥は私がいても平気で巣の中に入って餌をあげますが、
父親鳥の方は警戒して巣の中に入りません。
鳥もメスの方がずぶといんでしょうか?(笑)それとも子育てに必死なんでしょうか?
↓の写真はズアオアトリの雄です。
ヒナ鳥がまだ飛べずに親鳥の餌を待っている頃の写真。
母親が飛び立った隙を狙って写真を撮りました。
1~2週間ぐらい餌を与えてもらった後、やっと巣から出てきました。
初めて飛び立つのであまり長い距離は飛べません。
気がついたらバラの蔓にとまって一休み(?)していました。
そして更に一歩進んで、今度は蔓紫陽花の中へ。
この後、二羽ともどこかへ飛んで行きました。
親鳥が巣を作りをはじめてからヒナ鳥が巣立つまで約2ヶ月ほど
家の裏庭にいたので少し寂しくなりました。元気にしてるかなぁ~。
近くの森よりもlunaさんのお宅の方が安全と思っての巣作りだったのでしょうね。
返信削除それなのにクロウタドリの方は可哀そうなことになりましたね。
小鳥の卵の天敵はカラスのほかにヘビもいるんですよね。
小さい頃小鳥を飼っていたので2度やられて悲しい思いをしました。
ズアオアトリの無事さに拍手です。よかったよかったです。
ミズさん
返信削除カラスを見つけたら追い払ってやっていたのですが、
この時は朝早い時間だったのでしょう。
クロウタドリは毎年裏庭で巣を作るのですが、私が忙しく裏庭で作業をすると、
卵を産み付けないのです。
今年初めて卵を見ました。来年もまた来てほしいです。
数年前にシジュウカラがアイビーの間にある鳥箱(?)の中で
卵を産み、ヒナが帰りました。
すご~く可愛かったです。またその時の写真をアップしますね。